技術情報 設計・施工BIM 建築DXの取り組み 村中建設では、設計工程においてBIM(Building Information Modeling)を導入しています。 BIMは、コンピュータ上に現実と同じ立体モデルを再現するもので、具体的な建材の品番やサイズ、素材のほか、施工にかかる時間、設備機器等、様々な情報を盛り込むことができ、設計・施工から維持管理に至るまで建物全体を包括管理できるワークフローを構築します。 最初から3次元モデルで提案できることで、お客様とのイメージ共有もスムーズになること、また、設計時でのシミュレーションや、各工程で発生するコストの積算、変更時の反映など、省コスト化・ミスロス低減に大きな効力を発揮します。 現在は、施工BIMも試験的に導入し、さらなる安心・安全・高品質の建築プロセスの実現を目指しています。 CASBEE認証 環境に配慮した建築 「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)は、建築物の環境性能で評価する認証制度です。現在、一部の地方自治体では、一定規模以上の建築物を建てる際に、環境計画書の届出を義務づけるとともに、CASBEEによる評価書が必要となります。省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的な対応が求められ、村中建設では、これまでの建築ノウハウの蓄積のもと、仕様に応じた柔軟で堅実な設計・施工を可能にしています。